プリント基板

いつもは、仕事でも、適当にユニバーサル基板でモノを作るんだが、
(これがまた、絶対に人には見せられない裏配線なんだな。 僕は裏配線のデータバスなんかはフラットケーブル(カラーコードの色がついたやつ)じゃないと、自分でもわけわからなくなるんで、そりゃもう線材が膨れ上がってすごいの)

同じものを8枚、しかも0.65mmピッチのICは載せなきゃならんし、大きさも決められた基板を作る必要にせまられて、
しょうがないので、久しぶりに某基板CADを使って設計する、、、と思ったら、専用の回路図CADがなぜか超不安定なので、Bschで書いてネットリストを出すという、事をやるはめに。
 実はBschからネットリストなんか出した事がないので、ユーティリティのついでに最新版をダウンロードしようとすると、いつのまにかベクトルライブラリが使えるBsch3Vっていうものを発見。(遅いって)
http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm#BSCH3V
ズームアップが出来るようになったのか。うーむ。

まーそういうわけで、半徹でガーバーまで作成して、P板.com http://www.p-ban.com/ へ発注したものが先日納品された。(実は来週から製造工場が旧正月になるので急いだわけだが)
うむー。やっぱ、ちゃんとネットリストを出して、基板CADでDRC/Netチェックと照合したモノはイッパツ動作するわい。
半田レベラで仕上げてくれているので基板もとてもキレイで。
(なのに、僕が半田付けすると一気に汚くなるのは何故?)

(突貫で作ったにも関わらず、回路自体はイッパツ動作したんだが、

  • 実はスイッチとかヘッダの穴径の検討が不十分で(ビアホールは穴径が締まるって事はわかっていたのに)ビアに「圧入」するハメになったので、念の為、基板の裏面と表面の両方に半田付けせにゃならんとか、
  • 半固定抵抗の向きがアレなので、シャーシに組み立てた後に 絶対に調整できない、とか、
  • 面倒なのでシルクで部品番号を入れるのをさぼったので、作るのが面倒とか、極性部品の向きがバラバラだ、とか
  • ネジ入れたらネジがパターンとぶつかるので、ポリカのネジを注文せにゃならんとか

 まーそういう些細(怒号)なミスはあるんですが)

今回は価格と納期のバランスでP板.comを使ってみたんですが、
ここで、個人で1枚だけ基板を作りたいとなると、どうやっても2万円近くになるわけで。
20枚くらい作って頒布するっていう様にしないとモトはとれないなー。
(そこで olimex ですよ、っていう話になるんだろうけどさ)
あと、SparkFunの
http://www.sparkfun.com/shop/index.php?shop=1&cat=86&
25.4*25.4で$2.5ってやつだな。